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Tuesday, May 5, 2020

クライメイト・ニュートラル認証、90以上のブランドが取得――低炭素化を推進 - 株式会社 博展(サステナブル・ブランド企画推進室)

NPOクライメイト・ニュートラルのオースティン・ウィットマンCEOは、「認証を取得したブランドは経営が厳しい状況の中でも、二酸化炭素の排出量を減らし、さらにオフセットをするために貴重な資源を投資し、気候変動対策に取り組むことを表明してきた。われわれは、企業が二酸化炭素の排出に責任を負うと宣言するための一つの基準を設けられたことを誇りに思う。そして、先見性があり責任感のある数々のブランドが認証を取得したことをとても嬉しく思う」と語った。

企業の中には、認証を取得するために経験するさまざまなプロセスが、良き学びの機会になっていると考える企業もある。

米アパレルブランドMinistry of Supply(ミニストリー・オブ・サプライ)の共同創業者で代表のギーハン・アマラシリワダナ氏は、「クライメイト・ニュートラル認証を取得するまでのプロセスはチーム全体の教育にもなり、気候変動への取り組みを測定や追跡可能で、説得力のあるものにしてくれる」と語る。同ブランドはマサチューセッツ工科大学の学生だったアマラシリワダナ氏などが立ち上げた。島精機製作所のホールガーメント横編機を使用し、衣服を3Dプリントして製造していることで知られる。

「測定のプロセスは重要な体験。温室効果ガス排出の観点から、持続可能性とは本来どういうものかをわれわれの先入観に問うものだ。素材の選択や製粉工程、出荷方法など、改善のための貴重な機会になった。さまざまな選択肢の違いを測定できれば、低炭素で衣服を製造することができるようになる」

現在、世界中の注目が新型コロナウイルス危機に集まるなか、クライメイト・ニュートラル認証を取得した企業の存在は、世界中の注目が新型コロナウイルス危機に集まる中で、企業が気候変動への取り組みを継続し、進めていく重要性を表すものと言える。

クライメイト・ニュートラルの共同創業者で、太陽光など自然エネルギーを使って使用するアウトドア製品を販売するBioLite(バイオライト)のジョナサン・シダーCEOはこう話している。

「気候危機は、ある意味、私たちが直面しているパンデミックと共通する点がある。新型コロナウイルス危機の初期の頃、多くの人がまるで対岸の火事のように、ためらい、行動に移すことはなかった。しかし今、私たちの誰もが非常に深刻な形で危機の真っただ中にいる。われわれクライメイト・ニュートラルが、ビジネス界を動員して、来るべき気候危機に正面から立ち向かうことができることを願っている」

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May 05, 2020 at 02:11PM
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