イラン外務省から出された書面の声明で、
「イランは、アメリカ政府とサウジアラビア政府の政治的圧力のもとで作成されたことが明白な国連事務局の主張を否定する」ことが述べられた。
声明で、この報告書が発表された時期が、国連がイランに科した武器禁輸を延長させるために、アメリカが国連安全保障理事会で決定を下そうとした時期に当たることが指摘され、次のように述べられた。
「この状況は、アメリカが安保理でイランに対し利用するためにこの報告書をアメリカが注文したという、恥ずべき汚点を拡大するものである」
ロイター通信は、国連事務局が、昨年9月にサウジアラビアの国有石油会社「サウジアラムコ」の施設への攻撃で使用された武器はイラン製であるとする報告書を作成したことを報じている。
アメリカは、今年10月に終了する予定の国連による対イラン武器禁輸の期間の延長を望んでいる。
国連安全保障理事会で拒否権を有するロシアと中国は、アメリカはイランとの核合意を脱退しており、合意の当事者でない国は制裁の再発動を許可する法的メカニズムを利用することはできないと述べている。
（2020年6月13日）
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June 13, 2020 at 07:41PM
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イラン、サウジ施設への攻撃に関する国連報告書を否定 - TRT 日本語
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