P&Gジャパンは、衣料用洗剤ブランド「アリエール」から、「炭酸機能」を搭載した「アリエール ジェルボール4D」を9月下旬に発売する。「アリエール ジェルボール4D」「同 部屋干し用」「同 微香タイプ」の3種類をラインナップ。
高濃度の洗浄成分をフィルムで包んだ洗濯洗剤。計量が不要で、1粒をつまんで洗濯機に入れるだけの手軽さを特徴とする。これまでは3層立体構造の「ジェルボール3D」を販売していたが、新たに「炭酸機能」を追加し4層構造にリニューアル。これにより、衣類の奥まで染み込んだ「沈着ジミ」も徹底洗浄するという。
重曹(炭酸水素ナトリウム)から着想した炭酸機能を採用。重曹のメカニズムと同様に、洗浄成分である界面活性剤の働きを活性化させることが可能だという。なお炭酸成分は含まない。
同製品には界面活性剤を効率よく汚れに向かわせる新しいブースター成分を配合するとともに、汚れ落ちを阻む金属イオンなどの不純物を除去する「キレート剤」を増量。また超濃縮洗剤であるジェルボールの洗浄成分をさらに増やし、洗浄力を高めた。
同社によると、共働き家庭やコロナ禍によるおうち時間の増加に伴い家事負担が増えたことで洗濯回数が減り、分け洗いや予洗いをせずに「まとめ洗い」をする消費者が増えているという。まとめ洗いが増えた結果、衣類の奥まで染み込んだ沈着ジミが新たな課題となっていた。同社は「アリエール ジェルボール4D」で、諦めていた沈着ジミも徹底洗浄するとしている。
2014年の発売以来初となる本体パッケージの大型リニューアルも実施。ジェルボールをスッキリと収納したいというニーズに応え、スリムなパッケージとなった。
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