新型コロナウイルスで死亡する日本人は最大57万人。
世界では、最大6800万人が死亡。
そんな恐るべき数字を伝える報告書「COVID-19が世界のマクロ経済へ与えるインパクト:7つのシナリオ」が、3月2日(米国時間)、アメリカの著名シンクタンク「ブルッキングス研究所」のウェブサイトに掲載された。
この報告書の著者は、オーストラリア国立大学教授のワーウィック・マッキビン氏とローシェン・フェルナンド氏。両氏は、新型コロナによる病気や死亡のため各国で減少する労働者数、消費者の商品嗜好の変化、製造網が受ける障害によるビジネスコストの上昇など世界経済に与える経済的ショックを分析、新型肺炎がパンデミックとなった場合に、適切な経済的判断が行われないと起こりうる7つのシナリオを紹介している。
この報告書によると、7つの中のベストなシナリオであっても世界のGDPは2.4トリリオンドル(約254兆円)も失われることとなり、最悪のシナリオでは世界のGDPは9トリリオンドル(約954兆円)も失われるという。
報告書には、7つのシナリオの下で「国々の人口に与えるインパクト」も分析されている。それによると、世界全体では約1500〜6800万人が死亡するという。うち中国では、279万4000人〜1257万3000人が死亡すると推定されている。
国別の推定死亡者数も下記のように表化されており、日本の場合、その数は12万7000人〜57万人。
ちなみに、アメリカの場合は、その数は23万6000人〜106万人だ。アメリカでは毎年、インフルエンザで約5万5000人が亡くなっているが、それをはるかに超える数である。
なお、韓国の場合は6万1000人〜27万2000人、イタリアの場合は5万9000人〜26万5000人と日本より推定死亡者数が少ない。
また、新型コロナウイルスによる死亡率も紹介されており、日本の場合は、0.1%〜0.45%。ちなみに、イタリアも同じ0.1%〜0.45%で、韓国は0.12%〜0.54%、アメリカは0.07%〜0.33%と分析されている。死亡率は、中国と比べた場合、経済先進国ではずっと低くなっている。
今のところ、WHO(世界保健機関)は「パンデミック宣言」をしていないが、マッキビン教授は、
「この報告書の執筆時点では、これらのシナリオが起きる確率は非常に不確かだが、新型肺炎が世界的パンデミックとなった場合、それにより生じる損失が急速に増大することを我々の分析結果は示唆している」
と警告している。
また、マッキビン教授はこの報告書で、パンデミックにより損失が増大しないよう、政治家が適切な政策を行なう必要性を訴えているが、短期的政策としては「感染爆発が続いても中央銀行と財務省が経済を確実に機能させ続けること、ローコストな衛生習慣を広く普及させること、感染を低減すべく効果的対応をすること」を提案。
さらに、長期的には、各国が自国の健康福祉制度に投資し、また、世界が協力して公衆衛生に投資する重要性も訴えている。
「富裕国は公衆衛生に莫大な投資をする必要性があるが、特に、人口密度の高い貧しい国々に投資する必要がある」
新型肺炎が世界的パンデミックになるのはもはや時間の問題となる中、日本政府も公衆衛生分野における投資や開発に、あらためて、目を向ける必要があるのではないか。
(参考記事)
Report suggests up to 96,000 Aussies could die in coronavirus global pandemic
"報告書" - Google ニュース
March 06, 2020 at 06:02AM
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「新型コロナで死亡する日本人は57万人」米著名シンクタンクが掲載する報告書の中身(飯塚真紀子) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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