アメリカのフェンシング選手であるアレン・ハドジックは、数々の性的暴行疑惑がもたれているにもかかわらず、東京オリンピックに出場した。 【写真】オリンピックの歴史に残る、物議を醸した「数々の不祥事」 しかし、6人の女子フェンシング選手が非難している男と同じチームであることに苛立ちを感じたチームメイトは、態度を明確にすることを決意。先週金曜日の対日本戦で、エペでハドジックのチームメイト3人がピンクのマスクをつけ、ハドジックに対して目に見える形で抗議した。 ハドジックは申し立てがあったことを受けて選手村からは締め出されたが、アメリカチームとして試合に出場することは認められた(ハドジックは申し立てを否定しており、現在捜査中)。
複数の女性が、彼が東京で行う可能性のあることに「重大な懸念を持つ」ことをオリンピック委員会にシェアしたにもかかわらず、彼が東京へ行ったというショッキングな状況を最初に報じたBuzzFeed Newsがフェンシング関係者に確認したところによると、ピンクのマスクは彼と彼の獰猛な行為に対して抗議したものだという。 あるフェンシング選手はBuzzFeed Newsのタスニーム・ナシュルラとブリアンナ・サックスに次のように述べている。 「彼らは、“自分たちは、女性に対する性的暴行や虐待を支持していない“とはっきり区別したかったのです。米フェンシングとSafeSportsは怠ったけれど、彼らは発言したかったのでしょう」 元オリンピックのフェンシング選手イブティハージ・ムハンマドが金曜日にシェアした写真では、チームメイトがピンクのマスクをつけている一方、ハドジックは黒いマスクをつけて後ろに立っている。
ハドジックはエペの控え選手で、他のチームメイトが病気や怪我の際にだけ競技することになっており、実際にはそれは起こらなかったが、米フェンシングが彼を東京に連れていく決断をし、彼を他の女性や選手村から隔離するという“安全策“を講じたことには恐怖が広がった。 「ハドジックを擁護する特別な配慮がされたことは、ストレートの白人にはいかにルールが異なる形で適用されるかということを改めて思い出させた」とアンドリュー・ローレンスは『The Guardian』紙に書いている。
Translation: Mitsuko Kanno
からの記事と詳細 ( 米フェンシング選手たち、性的暴行容疑のチームメイトに抗議し東京五輪で「ピンク」のマスクを着用(Harper's BAZAAR(ハーパーズ バザー)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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