札幌市は新型コロナウイルスへのこれまでの対応を検証し、「８月末には十分な体制を構築した」などとする報告書をまとめました。これに対して市議会からは第三者による検証を行うべきだという指摘が出ていて、市は専門家会議を設置するとともに市民を対象にしたアンケートを実施する方針です。
札幌市は新型ウイルスへのこれまでの対応について、検査や医療の提供体制など合わせて１６の項目を検証し、結果を公表しました。
この中では感染が拡大した４月には「感染者の増加に対応が追いつかない状況がみられた」としながらも、「８月末には十分な体制を構築した」と総括しています。
さらに項目別に見ますと、「検査体制」は民間機関への委託などを進めて検査が可能な１日あたりの数を６月以降、当初の２倍以上の５８０件に増やし、「早期の検査・発見につなげた」としています。
また、集団感染の全体像などを調べる「疫学調査」は「積極的な実施で６月以降、感染拡大を一定程度抑えることができた」としています。
これに対して市議会からは第三者による検証を行うべきだという指摘が出ていて、市は独自の専門家会議を設置するとともに、市民を対象にしたアンケートを実施する方針です。
札幌市の報告書は市のホームページで見ることができます。
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October 10, 2020 at 05:08AM
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札幌市がコロナ対応の検証報告書｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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