「今年は暖冬傾向」と聞きますが、やっぱり山の上は寒い。
標高が100m高くなるごとに気温は0.6℃下がるので、標高1000mの山頂は下界よりも約6℃も低い気温ということになります。
さらに冷たい北風や汗冷えによる寒さを加えると、体感温度はもっと寒いかもしれません……、ブルブル。
登山で使えるモコモコフリース
そんな山の寒さに負けないために持っていてよかったのは、やっぱりモンベルのジャケットでした。
こちらはモンベルの独自素材である「クリマエア」を使用していて、保温性・通気性・軽量化を全て叶えた夢のようなジャケットなんです。
毛足の長いモコモコ生地で体温をキープしながら、蒸れは外へ放出。
汗をかいても冷えや寒さは感じません。
また繊維の編み方に工夫が施されているため、重量は363gと軽いんですね〜。
ナイロンの裏地がポイント
このジャケットのシリーズはナイロンの裏地付き。
この裏地のおかげで防風性が高まり、冷たい風にも耐えることができます。
店頭でクリマエアジャケットの裏地あり・なしで着比べてみましたが、私は裏地があるものの方が保温されている感覚を味わうことができました。
好みもあると思うので、気になる方は実際に着比べてみるといいかもしれません。
左胸のインナーポケットもこのアイテムならでは。
スマホや小物を収納していても表面から目立ちにくく、落とす心配はありません。
また、意外と困る電子機器の冷え対策にもオススメ。
濡れもおまかせ
雨や雪に濡れたときに生地がどうなるか心配していましたが、試しに水をかけてみると水分を吸い込むどころか弾いてくれました!
水分を手でサッと払いのければ、この通り!
ナイロン裏地の機能も合わさることで、中まで水が染み込むことはありませんでした。
これなら雪が降っているときも安心して使うことができます。
アウターでもインナーでもOK
普段はアウターとして着用をしています。
ハイネックタイプなので、ジッパーを上まであげてしまえば首周りもポカポカ。
ジッパーがあごに当たらない仕様なのも嬉しい配慮。
ひどく寒さを感じれば、シェルを上から着てインナーとして着用。
重ね着をしても肩や背中周りが突っ張る感覚がないので、ストレスなく行動できますよ。
残念なところ:袖が絞られていないので手首が寒い
袖部分を絞るゴムが入っていないので、袖の周りが緩めの設計。
そのため袖と手首の間に空間ができやすく、冷気が入ってきやすいです。
もうちょっと袖を絞ってくれたら手首が寒くないのになぁ……
寒さが気になるときは手袋を着用して防寒しています。
心強いモコモコの相棒
普段着としても充分に着用できるので、日に日に出番が増えてきた「クリマエアライニングジャケット」。
寒さ対策はバッチリなので、あとは冬の山に行くだけです。
雪が積もればスノーシューを履いて、真っ白な銀世界を堪能するぞ~。
クリマエアライニングジャケット[mont-bell]
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