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新型コロナ、ＷＨＯと中国が合同報告書 高齢・持病の人重症化傾向
新型コロナウイルスへの感染が拡大している中国で、ＷＨＯ＝世界保健機関と中国政府の専門家チームが行った合同調査の報告書が公表されました。
調査はＷＨＯと中国政府の専門家チームによって中国国内で２月１６日から２４日まで行われ、およそ５万６０００人の中国で感染確認された人について分析しました。
報告書によりますと、およそ８割が軽症で、１３．８％が呼吸困難など重症、６．１％が命に関わる重篤な症状です。重症化・死亡する危険性が高いのは、６０歳以上の高血圧などの持病がある人とする一方、１９歳以下の患者は全体の２．４％で、重症化しにくいということです。
また、全体のうち、２１１４人が死亡し、致死率は３．８％で、感染が最も深刻な湖北省武漢市は５．８％、中国国内の他の地域は０．７％となっています。致死率は年齢とともに上がり、８０歳以上の感染者の致死率は２１．９％でした。さらに合併症の患者は致死率が高く、心臓血管系の病気がある人は１３．２％、糖尿病が９．２％、高血圧が８．４％となっています。
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March 01, 2020 at 03:48AM
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