古巣のマンチェスターUに復帰したクリスチアーノ・ロナウドが、9月11日の再デビュー戦となったニューカッスル戦直前の控え室で、チームメイトの心を震わせるスピーチを行なっていたことが明らかになった。
英大衆紙『ザ・サン』が掲載した記事によると、ロナウドの”刺激的”なスピーチが始まると、選手団だけではなく、監督、コーチの指導陣も静まり返って、ポルトガル人スーパースターの言葉に聞き入ったという。
ロナウドはまず「ここに帰ってきたのは2つの理由がある。一つはこのクラブに対する愛。そしてもう一つがこのクラブの根底に流れる勝利のメンタリティーだ。それがこのクラブを常勝としていた」と語り出し、ファーガソン監督時代のマンチェスターU魂を鮮明に選手に伝えた。
そして「ここにはチアリーダーとして帰ってきたわけじゃない。もしもみんなが成功を望むなら、僕と同じようにこのクラブを心の底から愛して欲しい。僕らは勝つために食べ、寝て、このクラブのために戦う。試合に出ようと出まいと、常にチームメイトを支え、全てを犠牲にして、自分の持てる100%の力をクラブのために捧げるんだ」と続けると、「ここには勝つためにいる。それ以外には何もない。勝利は我々に幸せをもたらす。僕は幸せになりたいんだ。君たちは違うか?」と力強く語って、マンチェスターU選手の心を震わせた。
さらにロナウドは「君たちは全員、信じられないほど素晴らしい選手だ。僕は君たちの力を信じている。でなければここには帰って来ない」と話し、最後にチームメイトを勇気付けてスピーチを終えると、控え室には大きな拍手がこだましたという。
このロナウドの心震える叱咤激励でモチベーションが高まったチームは、ニューカッスル戦でかつての”攻めだるま”を彷彿させる攻撃的なサッカーを展開して4-1大勝。ロナウド復帰で伝統の勝利のメンタリティーも復活したマンチェスターUに、今季のさらなる躍進が期待される。(森 昌利)
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