8月30日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、シーズン42本目のホームランを記録した。打った相手は、アンドルー・ヒーニー(ニューヨーク・ヤンキース)だ。
ちょうど1ヵ月前のトレードでヤンキースへ移るまで、ヒーニーはエンジェルスにいた。エンジェルスに入団したのは、2014年のオフだ。マイアミ・マーリンズからロサンゼルス・ドジャースを経由し、エンジェルスへ移籍した。エンジェル・スタジアムのマウンドに上がるのは53試合目だが、エンジェルスを相手に投げるのは、この日が初めて。5回裏から登板し、最初に対戦した大谷に、3球目をスタンドへ運ばれた。
ちなみに、ヒーニーは大谷に続く3人を討ち取ったが、6回裏も1失点。バッテリーメイトだったマックス・スタッシに二塁打を打たれ、ホアン・ラガレスの三塁打で生還された。このイニングも、あと1人出塁させれば、大谷と再び対戦することになっていた。7回裏は、ヒーニーに代わって同じ左腕のワンディ・ペラルタが登板し、大谷を三振に仕留めた。ヒーニーの防御率は、移籍前が5.27(94.0イニング)、移籍後は6.43(28.0イニング)。被本塁打は、16本と10本だ。
大谷がエンジェルスでチームメイトだった投手から打ったホームランは、これが1本目。ただ、北海道日本ハム・ファイターズ時代のチームメイトを含めると、メジャーリーグ通算2本となる。2018年9月26日に、大谷はテキサス・レンジャーズのクリス・マーティン(現アトランタ・ブレーブス)からホームランを打った。2016~17年に、マーティンは北海道日本ハムで計92試合に登板した。
このホームランの数ヵ月前に、大谷は牽制球でマーティンに刺されている。それについては「大谷翔平の前にも、日本でチームメイトだった投手に牽制で刺された日本人メジャーリーガーはいたのか」で書いた。
なお、大谷がかつてチームメイトだった選手にホームランを打たれたことは、まだ一度もない。大田泰示(北海道日本ハム)は、読売ジャイアンツ時代の2016年6月5日に大谷からホームランを打ち、その翌年から大谷とチームメイトになった。
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