スホーイの最新鋭機、第5世代のステルス戦闘機「チェックメイト」。7月20日、ロシアのジュコーフスキー空港で行われた、2021年MAKS航空ショーにて。
Sputnik/Alexei Nikolskyi/Kremlin via REUTERS
- ロシアが新型戦闘機、通称「チェックメイト」のプロトタイプを公開した。
- ウラジーミル・プーチン大統領は、航空ショーで同機を視察し、ロシア航空業界の技術を示すものだとして、高く評価した。
2021年7月20日、ロシアが新型ステルス戦闘機のプロトタイプを発表した。ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は、同国の航空産業と競争力のある航空機の開発を称賛した。
「チェックメイト(Checkmate)」というコードネームで開発中の戦闘機が、ロシアのジュコーフスキー空港で行われた国際航空宇宙サロン(International Aviation and Space Salon、ロシア語表記ではMAKS)で公開された。機体は格納庫に保管され、英語で「チェックメイト」と記されていた、とAFPは報じている。
ロシアの最新ステルス戦闘機「チェックメイト」。
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この単発エンジン戦闘機の公開に先駆け、ロシアの国営軍事コングロマリット、ロステック(Rostec)が7月16日にティーザー画像を公表し、国営メディアはスホーイ・カンパニーが超音速飛行が可能でステルス性の高い小型戦術戦闘機を開発中だと報じていた。
国営メディアは、7月20日にプーチン大統領が航空ショーの開会のあいさつで「今ジュコーフスキー空港にあるものは、ロシア航空業界の開発力のポテンシャルの高さをはっきりと示している」と述べたと報じた。
「我が国の航空機産業は、競争力のある新しい機体を作り続けている」
ロシア国営のイタルタス通信は最近、アビアポート・アビエーション(Aviaport Aviation)通信のエグゼクティブ・ディレクター、オレグ・パンテレーエフ(Oleg Panteleyev)の言葉を引用し、この新たな小型戦闘機はアメリカの第5世代戦闘機F-35ライトニング IIに対抗できる可能性があることを示唆した。ただし、パンテレーエフの言う「対抗」とは、性能面というより、海外市場での競争のことのようだ。
からの記事と詳細 ( ロシアが第5世代の新型ステルス戦闘機を公開…輸出にも意欲 - Business Insider Japan )
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