【ワシントン=芦塚智子】米国務省は10日、世界の「信教の自由」に関する2019年版の報告書を発表した。ポンペオ国務長官は記者会見で、中国について「政府が支援するあらゆる宗教の抑圧が引き続き激化している」と指摘。新疆ウイグル自治区でのウイグル族の大量拘束や、チベット仏教徒、キリスト教徒の弾圧などを批判した。
ポンペオ氏は、米国での黒人暴行死を巡る抗議デモを、中国が政治目的に悪用しているとも非難。「米国には法治や言論の自由、平和的な抗議活動の受容があるが、中国にはない。違いは明確だ」と強調した。
報告書は、中国政府がウイグル族や他のイスラム教徒ら100万人以上を拘束し、収容所で拷問や強制労働などが行われていると指摘している。北朝鮮に関しても国連の報告書を引用し、思想や信教の自由が「ほぼ完全に否定されている」と批判した。
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June 11, 2020 at 12:32AM
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米報告書「中国で宗教の弾圧激化」 米の抗議デモ悪用(写真=AP) - 日本経済新聞
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