長野放送
地域
休校が続く中、家にいる子どもたちとインターネットを活用してコミュニケーションを図ったり、勉強を支援したりする動きが広がっています。長野県伊那市の中学校を取材しました。
高遠中学校・増澤直也教諭：
「皆さん元気そうで何よりです」
伊那市の高遠中学校。がらんとした教室でタブレットに話しかけるのは3年2組担任の増澤先生です。高遠中学校では、休校中の対策として週1回、テレビ会議のアプリを使って「学活」をしています。
高遠中学校・増澤直也教諭：
「先生に伝えたいことがある人はしゃべってください。何かありますか？」
生徒：
「生活リズムの乱れがえぐい。朝10時起きとか」
高遠中学校・増澤直也教諭：
「朝10時起きかあ」
3年生・丸山和真さん：
「ずっとゴロゴロしてるだけだからね」
一方、このクラスの丸山和真さんも自分の部屋で参加。およそ30分、健康状態や休み中の課題を確認する中で、久しぶりにクラスメイトの顔を見られました。
3年生・丸山和真さん：
「とてもいい、（友達は）家の中には誰もいないので。学校の雰囲気、テンションでいられる」
他の生徒も…。
生徒：
「楽しかった。また直に会えるのが楽しみ」
「ほっとしました。皆、家にいるんだなって」
伊那市はICT・情報通信技術を積極的に取り入れていて、今回のアプリも以前に使ったことがあり、学校も生徒もスムーズに対応できたといいます。
高遠中学校・増澤直也教諭：
「子どもの顔が見られるのは僕自身も安心するし、即時にコミュニケーションが取れるのがありがたい。何か心配なこと、困ったと感じている生徒と顔を見ながら関わることができたら」
高遠中学校では、今後、授業の配信なども行いたいということです。
"メイト" - Google ニュース
April 14, 2020 at 06:01PM
https://www.fnn.jp/articles/-/32409
オンラインで「学活」 久しぶりにクラスメイトと会話… 健康管理や学習支援に活用 - www.fnn.jp
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