結婚した相手が同じ誕生日だったというのは、たまに聞く話。それだけでも運命を感じるのに、相手が同じ病院で生まれたと聞いたら…?「ソウルメイト」という言葉を思い浮かべる人もいるだろう。
米マサチューセッツ州トーントン(Taunton)に住むアーロンさん(Aaron Bairos)とジェシカさん(Jessica Bairos)は、友人を通じて知り合い、9年間の交際を経て結婚した。
お互いに一目ぼれだったという二人は、後に多くの共通点があることに気づく。例えば、二人の誕生日は1990年4月28日で、生まれた病院も同じ。二人はたった2時間違いで生まれてきたのだ。
驚いたジェシカさんが両親に話すと、彼女の母親はアーロンさんの母親を覚えていた。母親たちは、病院で挨拶を交わしていたことが判明した。
更に偶然が重なる。ジェシカさんの祖母は、ジェシカさんが生まれたことを伝える新聞の切り抜きを持っていた。それによると、この日、病院で生まれたのはジェシカさんとアーロンさんだけだった。
後に、ジェシカさんが生まれたばかりの時の写真を発見。よく見ると、彼女の横にもベッドに横たわる赤ん坊の姿があった。それはアーロンさんかもしれないと二人は話している。
ジェシカさんはCBSニュースの取材に対し、「これは運命だと思います」と話す一方、アーロンさんは、「運命と偶然の、両方だと思う」と笑う。
「彼はリアリスト(現実主義者)なのよ」と苦笑いするジェシカさん。いずれにしろ、相性もぴったりだと話す二人は、出会うべくして出会ったカップルのようだ。
(郭丹丹)
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March 08, 2020 at 03:17AM
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