３年前、東京 世田谷区で路線バスが電柱に衝突し乗客など13人がけがをした事故について、自動車事故調査委員会は、運転手が居眠りをした可能性が高いとする報告書をまとめました。
平成29年11月、東京 世田谷区で路線バスが歩道の電柱に衝突し、乗客と運転手合わせて13人がけがをした事故について、国の委託を受けて調査してきた事業用自動車事故調査委員会が報告書を公表しました。
それによりますと、運転手は走行中に眠気を感じていたにもかかわらず運転を続けた結果、事故直前に居眠りをした可能性が高いと分析しています。
運転手は「睡眠時無呼吸症候群」のスクリーニング検査で「経過観察」と判定されていましたが、バス会社はその後運転手の疲労の状況や睡眠時間の確認などを行わず運転をさせていたことが事故につながった可能性があると指摘しています。
報告書では再発防止策として、バス会社などに対し睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査の結果を有効に活用し治療を受けさせるなど、健康管理体制の整備に取り組むよう呼びかけています。
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January 31, 2020 at 12:25PM
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世田谷バス衝突事故 “運転手居眠りの可能性高い” 報告書 - NHK NEWS WEB
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